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BeAと中国

2019.04.11

BeA.log(ベアログ)をご覧いただき、ありがとうございます。
武内です。

(釣りっぽくて恐縮ですが)
画像は先日の中国出張時に叶えた子供の頃の夢「万里の長城でジャッキー」にしてみましたm(_ _)m

お陰様でBeA創業より4年が経過し、2年前の馬蜂窩(Mafengwo)との出会いより、今ではすっかり中国O2O事業にシフトしています。

その流れで最近よく聞かれる「武内が何故に中国?」

に関して、本日は綴ってみましたので、お時間ある時にでもぜひご覧ください。

 

〜「BeAと中国」〜

「中国最大旅行情報サイトの創業者が僕の同級生なんだけど、一緒に話し聞きにいかないか、中国へ」

「興味ないから行かない」

中国人の友人からの誘いにそう即答をしたのが2017年の春。
これが僕と馬蜂窩(Mafengwo)との出会いでした。

あれから早2年。

今でこそ、
「日本最大のインバウンドプロバイダー」を目標に活動をしていますが、ここに至るまでは、過去にないほどの谷続きでした。

馬蜂窩(Mafengwo)と出会った当時、僕が手掛けていた国内O2O事業はぼちぼち安定をしており、
また馬蜂窩(Mafengwo)どころか「中国」に対する興味は全くなかったのですが、
友人に誘われ渋々訪れた初めての中国、友人の同級生である馬蜂窩(Mafengwo)創業者との会食時、

「武内は日本で何している人?」と創業者。

「日本のO2O第一人者、日本で馬蜂窩(Mafengwo)広めるなら僕が適任でしょ」

と、中国有数のユニコーン企業創業者にマウント取られまいと、メチャ背伸び(脚色とも言う)して答えたのがことの始まり。

今考えると通訳(友人)を介したから成せた技、
日本語じゃあ流石の僕でも躊躇します。

「じゃあ、日本でのローンチやってみ」と創業者。

啖呵切った上に、北京ダックやアワビやツバメの巣やら、自前では頼まない(頼めない)モノをご馳走になった手前、

「任せろー」と二つ返事で帰国したその時の僕には、地獄が待っていることは全く想像もできませんでした。

 

「中国No.1旅行情報サイト馬蜂窩(Mafengwo)の総代理店やるけど、独占契約いかがです?」

と、日本国内大手代理店やネット系代理店、多分大手と言われる代理店全て回ったのでは。
にも関わらず、物の見事に箸にも棒にも引っかからず。
その理由がわかるのに1ヶ月とかかりませんでした。

「馬蜂窩(Mafengwo)に関わらず、中国媒体高すぎ!」

しかも、セグメント配信すらできないバナー広告に1日100万円って、いつの時代のネット広告よ。
逆に言えば、それでも世界中から引っ張りだこの中国ネット媒体、さすがユニコーン企業、いや中国マネーってやっぱすげー、

と感心する機会は多々あれど、馬蜂窩(Mafengwo)の日本ローンチは一切進まない。

その間なんと8ヶ月、馬蜂窩(Mafengwo)の売上が0円だったことは、今でも苦い思い出です。涙

しかも、馬蜂窩(Mafengwo)事業に集中する為、既存(国内O2O)事業を減らし、新たに人も雇って、全国駆け回ったのに、8ヶ月間で売上0円かよ、
このままじゃうちは間違いなく潰れます。

ただ、唯一の救いだったのは、
8ヶ月間売上はなかったですが、北は北海道から南は沖縄まで、自治体を始め全国奔走した甲斐もあり、日本政府観光局(JNTO)にも活動が認められ、日経新聞さんにも取り上げられ、

<日本政府観光局(JNTO)様>

<日本経済新聞様>

 

日本における馬蜂窩(Mafengwo)の知名度は上がり、
また馬蜂窩(Mafengwo)= BeAというブランディングも出来たこと。

その情報を馬蜂窩(Mafengwo)創業者に伝えました。

「このままじゃうち潰れます。売上は0円だけど、馬蜂窩(Mafengwo)の知名度はメチャ上がったから何とかしてよ」と。

その結果が、今日謳っている「馬蜂窩(Mafengwo)公認、日本唯一の戦略的総合代理店」の称号が得られ、
馬蜂窩(Mafengwo)の記事の制作ができる日本唯一のパートナー企業になれたのです。

それが1年ほど前の話し。
それからはの一年間はお陰様で、記事の制作を中心に、多くのクライアント様にご出稿いただける様になりました。

<掲載企業様・団体様一覧>

何事も諦めないで継続すること、やり抜く方法を絶えず考えること、
これ事業構築においてもっとも大切ですよね、ということを改めて痛感した出来事でした。

あー本当にやめないでよかった。

またこの間、
中国インバウンド事業へのポテンシャルは過去に手がけた事業の比ではないこと、
そして遥かに社会貢献度も高く、僕がやってきた国内O2O事業での経験が大いに貢献できること。

馬蜂窩(Mafengwo)と出会い、そして中国を知る程に、このことがわかってきました。

日本政府が国策として掲げる2020年の訪日外国人旅行客数は4,000万人。
更に政府は2030年の6,000万人までの目標を掲げています。

そして、中国本土からの訪日客は訪日外国人旅行者数および消費額全体の半分に迫る勢いであることは、既に日本政府からも発表されている通り。
「観光立国」を掲げる日本において、日に日に増す当事業の重要性は、過去に構築したビジネスの中でも随一です。

2年前には全く興味のなかった中国インバウンドビジネスですが、今では

訪日客に日本全国の素晴らしさをお伝えし、日本を愛していただくこと。
そしてそのことが地方の活性化に、さらには日本経済の発展に寄与すること。

と信じ活動をしています。

これが僕が中国ビジネスに携わっている理由です。

そしてこれからも、何事も諦めないで継続すること、やり抜く方法を絶えず考え、必ず実現させて参りますので、
今後ともお付き合いの程、よろしくお願いいたします。

 

2019年4月11日
代表取締役 武内大

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